稽古4日目

真那古、飯田、田中、吉成、春田、溝口、吉田、松橋、笠原、林、荒牧。

冒頭から手を入れ直し新しいキャラも登場させてシーンを繋げてみる。稽古がもどかしさを抱えてまだまだエンジンフル回転とならないのは、当然台本上のキャストが全員登場しきってないのからだ。さーせん!m(_ _;)m だがしかし今は生みの苦しみ。ここをじっと耐えて諦めないで、皆には迷惑かけるが、やりたかったこと言いたいことは何かを行きつ戻りつ検証しながら進撃していくだけだ。とにかく書き散らせ!

衣装をお願いしてる渋さオペラで知り合ったArtistのjun-marieちゃん稽古場来訪。渋さオペラでダンサーの衣装を手がけた彼女の仕事ぶりに演出家も私も目を留めた。jun-marie baudet。FranceはBordeauxと大阪(天満あたりに親戚多いとか)の血がAufhebenして生み出した珠玉の人物と言えよう。今までフウレンの衣装を一手に引き受け、が今や開店して日の出の勢いで西焼津の銘店となりつつある「そば屋 案山棒」の女将となった天才みうらきゅんを失った我らにとっては正に救世主現るだ。終わってniwa-coyaで演出家と私とjun-marieちゃんの三人で衣装についてのコンセプト確認。現実世界と非現実世界を対照的に見せる仕掛けとしての衣装〝泥リア世界〟の衣装とは?jun-marieちゃんたら、まだ完成していない私の台本と、ちょっとしか見られなかった稽古と、演出家と僕の説明だけで「泥リア」で僕らがやりたいツボを直感的に把握してくれている様子。うむ。なかなかvividな感性だぞ。予定表睨みながら下絵や試作品の具体的な締め切り日のことも彼女から申し出てくれるし。天才みうらきゅんの〝わんわんハウス〟作業に慣らされてきた我らとしては本来当たり前のことがこんなにも瑞々しく感じられるとは!それだけでも頼んで良かったんじゃないか?!あらためて今回も良い布陣だと思う。
「ほな、すきやの牛丼食べて帰るわぁ〜」と別れ際の言葉に男前を感じた午前零時。